予防医療について
- 犬の新規登録
- 鑑札の発行
- 注射済票の発行
- 新規登録料:3,000円(税込)
- 注射済票発行料:550円(税込)
- 狂犬病ワクチン接種費用:お電話にてお問い合わせください
- 予防期間:4月または5月〜11月末まで
- 用法:毎月1回、飲み薬を与えます
- お薬のタイプ:錠剤タイプから、おやつ感覚で与えられるチュアブル(おやつタイプ)までございます。
- 年に1回、予防を始める前の検査を推奨しています
- 検査は3月から実施可能
- 採血は少量で、5〜7分程度で結果が出ます
- 往診対応時間:12:30〜15:30(火曜を除く)
- お届け対応:月・火曜以外の診療日に随時対応
- 往診料(松江市内5kmまで):1,200円〜
- お届け対象:フィラリア予防薬・ノミ・ダニ駆除薬
- ご希望の方はお気軽にお電話でご相談ください
- シャンプー後に使用する場合は、必ず1日以上空けてから塗布してください。
- 皮膚に必要な脂分が落ちていると、薬が体全体に広がりにくくなります。
- 塗布後は、1日経過すればシャンプーしても問題ありません。
- このお薬は皮脂に溶け込み、毛根から薬効成分が広がります。
- そのため、毛の間を歩いているだけのダニにも効果があり、自然に落ちていきます。
- 痩せ気味の子は脂肪が少ないため、薬の効き目が弱まる場合があります。
- 経口薬は、動物の体内で吸収されて血液に作用するタイプです。
- このタイプでは、ダニが血を吸わないと駆除効果が発揮されません。
- そのため、皮膚にくっついたまま死んでいるダニを見つけることがあります。
- 動かないダニはすでに効果が出た証拠ですので、ご安心ください。
- 逆に、血を吸う前の段階では効果がないため、動き回っているダニが見えることもあります。
- 意識がもうろうとする
- ぐったりして動けなくなる
- 吐き気や下痢などの症状が出る
- 頭部・脇の下・股のあいだなどを中心に、氷枕や氷嚢を当てて冷却します
- 濡らしたバスタオルを体にかけるのも効果的です
- 扇風機の風を当てたり、クーラーの効いた室内に移動させましょう
- 心臓病などの持病がある子は、急激な冷却は避け、部分的にゆっくり冷やしてください
- 極端に冷たい水に浸けるのはNG!
毛細血管が収縮し、かえって体内の熱が逃げにくくなることがあります - 簾(すだれ)で直射日光を遮る
- 扇風機を使って空気を循環させる、蚊よけに蚊取り線香を使用
- サマーカット(5mm〜1cm程度)で通気性を高める
狂犬病予防注射のご案内
当院では狂犬病予防注射を随時実施しております。体調が良く(元気・食欲があり、下痢や嘔吐がない状態)であれば、いつでも接種が可能です。
ご来院時のお願い
接種の際は、市役所から届いたハガキ(予防注射案内)を必ずご持参ください。
■ 往診での接種も可能です
ご自宅での接種をご希望の場合は、お気軽にお電話ください。
【往診時間】12:30〜15:30(火曜は休診)
お住まいの地域による手続きについて
松江市内にお住まいの方
当院で以下の手続きがすべて行えます:
※市の集合注射に行けなかった場合も、当院ですべての手続きを完了できます。どうぞお気軽にご来院ください。
松江市外にお住まいの方
当院で発行できるのは「狂犬病予防注射済証明書」のみとなります。
証明書をご持参のうえ、お住まいの市町村の役所・支所等で手続きをお願いいたします。
費用について
フィラリア予防のご案内
春から秋にかけて活動する蚊が媒介するフィラリア症は、予防を怠ると命に関わることもある感染症です。特に、近くに竹藪・側溝・池など蚊が多く発生する環境にお住まいの方は、4月中旬頃からの予防開始をおすすめします。
予防薬について
フィラリア検査について
予防薬を飲む前に、感染の有無を確認する血液検査をおすすめしています。フィラリアに感染している状態で予防薬を飲むと、重篤なショック症状を引き起こすおそれがあります。
往診・お薬のお届けも対応しています
通院が難しい方や、大型犬を飼っていて移動が大変な方もご安心ください。
当院ではフィラリア検査の往診や、予防薬のご自宅へのお届けも行っております。
※フィラリア予防薬を1年分ご購入の方には、4月〜8月末までの期間、往診料・お届け料が無料となります。
ノミ・ダニの定期駆虫をおすすめします
動物たちは刺されると激しくかゆがり、また飼い主様にも健康被害が及ぶことがあります。
ノミやダニは人の目でも確認できるサイズのため、「ノミ取り櫛」で毛をとかすと見つかることもあります。
ノミの寄生について
野良猫が多い地域では、ノミが大量発生することがあります。
完全室内飼いの猫ちゃんでも注意が必要で、たとえば外を通る野良猫により、網戸の隙間からノミが飛び込むこともあります。
ノミに寄生された犬や猫と一緒に寝ることで、人にも移ってかゆみなどの症状を引き起こす場合があります。
ダニの寄生について
散歩中に草むらへ入ると、「マダニ」と呼ばれるダニが毛の間に付着することがあります。
マダニは皮膚に吸着して血を吸いながら次第に大きくなり、中には1cm近くまで膨らんでいたケースもあります。
とくに注意が必要なのは、マダニが媒介する「犬バベシア症」という病気です。
これは赤血球を破壊し、重症化すると命に関わることもある恐ろしい感染症です。
予防方法について
動物病院で処方される予防薬
市販のノミ・ダニ駆除薬は、効果が不十分な場合が多いとされています。
動物病院で処方する塗布タイプの予防薬は、首から背中の地肌に垂らすだけで、1か月以上効果が持続します。
毎月1回、4月〜10月の間に定期的な使用をおすすめします。
使用時の注意点(塗布タイプ)
経口薬の場合(飲み薬)
ノミ・ダニは、ペットの健康だけでなく、ご家族にも影響を及ぼす可能性のある厄介な存在です。
しっかりとした予防で、安心・安全な生活を守っていきましょう。

お口のケアについて
犬の歯科処置(スケーリング)
当院では、全身麻酔下での歯石除去(スケーリング)を実施しております。
処置時間はおよそ30分程度で終了します(※事前予約が必要です)。
処置後は、口臭も軽減され、ワンちゃんも快適に過ごせると多くの飼い主様にご好評をいただいております。
歯石・歯周病のリスク
歯石がたまると、歯周病を引き起こしやすくなります。
進行すると、歯周ポケットから細菌が侵入し、顔の頬に膿がたまって皮膚が破れるといった深刻な症状を引き起こすこともあります。
歯周病は「万病のもと」とも言われ、口腔内だけでなく全身の健康にも悪影響を及ぼします。
そのため、若いうちからの歯みがき習慣と定期的なケアがとても大切です。
麻酔が難しい高齢犬には…
全身麻酔が負担になる高齢のワンちゃん向けに、口腔内の細菌を減らす新しいサプリメントもご用意しております。
実際にご使用いただいた飼い主様からは、**「口臭がなくなった」**と喜びの声をいただいております。
ご相談はお気軽に
歯のケアについて気になることがありましたら、どうぞ受付またはスタッフまでお気軽にご相談ください。
熱中症・熱射病にご注意ください
気温や湿度が極端に高い環境に長時間さらされると、体が熱をうまく放出できず、
神経系・循環器系・細胞機能などが低下し、重篤な症状を引き起こすことがあります。
体温は40℃以上に上昇することもあり、
といった症状が見られます。放置すると命に関わる可能性があります。
応急処置の方法【すぐに冷却を!】
熱中症が疑われる場合は、できるだけ早く体を冷やすことが最優先です。
体表を冷やす方法
注意点
何よりも早期受診を
応急処置を行ったあとは、できるだけ早くかかりつけの動物病院へお連れください。
ご家庭でできる熱中症予防対策
節電が求められる中、動物たちにとっては厳しい暑さが続きます。
そこで、エコで効果的な暑さ対策をご紹介します。
簡単にできる対策アイデア
① 凍らせたペットボトル
2リットルサイズのペットボトルに水を7分目まで入れて冷凍。
タオルで包んでケージに入れるだけで、涼しい空間を作れます。
② クールマットの利用
体温を下げるために効果的。ひんやり感が持続します。
屋外で飼っているワンちゃんへの対策
暑い季節は人だけでなく、動物たちにとっても過酷な環境です。
ちょっとした工夫で、大切な家族の命を守ることができます。
ご不明な点や心配な症状がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

